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地球温暖化による水飢饉・食料飢饉

米国NASAゴダード宇宙研究所のまとめによると
1997年頃から地球温暖化現象が始まり、
20年後には地域により1.4℃から5.8℃気温が上昇すると予想されています。

これは、農業の歴史始まって以来の出来事です。気温が1℃上昇すると米・とうもろこし・小麦などの収穫量は10%減少します。

ヒトが1日に摂る飲み水の量は、平均4リットルとされています。
そのまま飲んだり、ジュースやコーヒー、お茶やアルコールなどいろいろなかたちでとっています。また、ヒトが1日に摂る食糧を作るには2000リットル(2トン)もの水が必要です。

水不足の問題は、食糧に関わる問題なのです。

今、世界人口の1/5である13億人が暮らす中国では急激な都市化にともなう開発により、緑地面積が大幅に減少し農業用地も地下水も減少した結果、穀物輸入国になりました。

中国の穀物生産量は、1998年から2003年までの間に7000万トン低下しました。
これは農業大国カナダの1年間の全穀物収穫量を上回るものです。
2004年からは、中国は毎年2400万トンもの穀物を輸入しています。

また、米国西部では毎日のように水の売買が行われています。
農業に水を使うより大きな利益が出るため大きな農家が、近くの都市や産業に灌漑用水の権利を売っているのです。

日本は今まで「安全と水はタダ」だと言われてきましたが
現在は、自分のことは自分で守る時代になってきたのではないでしょうか。
ペットボトルの水がガソリンより高いのは、今の日本の現実なのです。

参考文献:地球環境 危機からの脱出/レスター・ブラウン ほか著(ウェッジ出版)
     よくわかる水問題一問一答/安東 穀+小林 勇 監修(合同出版)